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新しい視点で○○○を活動する Minoru Shimazaki

議会報告information

市長答弁(2回目)
本事業につきましては、市民の期待も大きいことから、改めて市民意見を聴取し、今後の進め方の参考にすることにしております。本年度におきましては、市民アンケートを実施しております。アンケートの内容といたしましては、ホールの形態や規模、ホール以外で希望する公共施設、民間賑わい施設の業種であります。アンケートの実施方法は2つの方式で実施しております。インターネットを活用したものと、従来から実施している郵送方式であります。郵送方式につきましては、現在、集計分析中でありますが、インターネット方式で実施しました結果につきましては、既に整理されております。この中で、ホールの形態と設備につきまして、最も支持の多かったものは、「多機能型ホールを一つ建設する方が良い」とするもので、約半数の44.5%の方が選択されました。多機能型ホールとは、平土間式ホールに、可動式のひな壇椅子を導入することで、劇場型ホールとバンケットホールのいずれの形も利用できるホールと定義しております。回答理由といたしましては、「コストがかかるから」が多いお答えでした。2番目に多かった回答は、「劇場型ホール・バンケットホール・多機能型ホールいずれも不要と考える」で、21.5%、その理由としては、「コストがかかるから」が、一番多く、他の施設で代替するという認識を示す人も、一定数いらっしゃいました。希望するホールの形態で3番目に多かったお答えは、「劇場型ホールのみ必要」で17、5%でした。理由として特徴的なものはなく、様々な意見に割れる結果となっております。「劇場型ホールとバンケットホールは分けて別々に建設する方がよい」とのご希望は14%という結果でありました。この結果のみをもって判断することはありませんが、ホールは不要とのお答えも2割を超えていることも十分に留意しながら、把握に努めている市民意見や、厳しさを増している財政事情なども幅広く考慮し、施設のあり方について今後の議論の方向性を決定していく考えであります。

私の質問(3回目)  新市民ホールの3回目の質問となります。
ケミコン跡地の利活用計画が実際に工事着手する、当初からの予定は令和4年です。計画が全体に遅れ気味となっていますが、新市民ホールは、今年度から来年度にかけて議論をしていくことになります。この構想には、民間活力を導入する方向ですが、いまだ全体の資金像は明らかになっておりません。今後この点を含め、特別委員会の議論と共に、市民の皆様の意見を十分に聞いて、より良いものにしていくというのが市の方針と思います。が、ただ、言えることは、厳しい財政事情であっても、20年先・30年・50年先を見越した上で結論を出して頂きたいということであります。 市民の皆様の意見を聞くという点で伺います。市民の市政への関心が薄い中、どのようにして、市民の皆様の意見を聞いて、それを構想・計画に反映させるかという点です。市長選の投票率が36.51%、自治会加入率は40%を切る水準にあり、市会によっては20%を切るという中、どのようにして市民の声を吸い上げるのかという点です。パブリックコメント、あるいは、公聴会を開いても参加者は限定的です。様々な団体を通して意見聴取を行っても、団体の持つ性質によって意見は片寄ります。音楽に関心のある団体は音楽ホールを望まれますが、関心の無い団体、関心のない方々はいらないというかもしれません。それこそ、体育館のようなもので結構という人もいるでしょう。自分が興味の無いものであれば、そんな施設はいらないというのが、市民一般の感覚ではないかとも思います。どこに、コンセンサスを求めるか非常に難しい問題であります。そう考えますと、最終的には、市の将来を見据え、文化・情操・教育・健康、あらゆる要素を総合的に考え、孫子の代にまで残すには何が一番良いのかを考え施設を作るべきと考えます。最終的には、それらを全て踏まえた上での市長の判断に帰結するのかと思います。質問です。ケミコン跡地の利活用計画、とりわけ新市民ホールに関しては、議会の議論が前提となりますが、どのような形で市民の皆様の声を聞き、それを計画に反映させていくのか、どのような手続きを踏んで結論を出して行く考えなのかお示し頂きたいと思います。


市長答弁 (3回目)
本事業につきましては、市民意見を丁寧に聴取することとしております。このため、本年度実施いたしましたアンケート調査に加え、新年度には、ご意見の多い市民ホールに関する懇談会を設置し、ご意見を伺っていく考えであります。委員構成は10名といたします。文化・芸術に造詣の深い有識者や、文化団体連盟から推薦して頂いた劇場型ホールの利用者であり、またホールにかかる知見を有している方、多くの市民サークルの方との交流がある青梅市文化交流センター生涯学習コーディネイター、青梅商工会議所からバンケットホールの利用を想定する事業者を推薦いただきたいと考えております。この4名に加え、無作為抽出により選任した市民にも参加頂きたいと考えております。無作為抽出による市民代表の選出方法については、各年代から意見を伺いたいため、若年層として16歳から29歳まで、子育て世代を含む30歳から59歳まで、そして60歳以上の男女、それぞれ100名、合計600名を無作為抽出し、その中から希望者を募り、委員に選出したいと考えております。私は、本会議の初日に所信を表明し、そのなかで、「あそぼうよ!青梅」と呼びかけ、市民にまちづくりに参加して頂きたい旨を申し上げました。市民の期待が大きい本事業において、本市はこれまで採用したことのない新たな取組を取り入れ、この考えを実践していこうと考えております。こうした取り組みを積極的に行うことで、市民意見を反映した事業計画を策定し、多くの方に愛されるホール、複合施設を建設し、本市の活性化、賑わいを創出し、さらなる飛躍へとつなげてまいります。

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