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梅の香る吉野梅郷再生のために!! Supporters' associatio

議会の活動報告Congress report

報告内容

6月議会の一般質問で・・・ 
(1)ウメ輪紋ウイルス対策と梅の里再生計画について 
(2)小中学校生徒児童の学力アップについて、市長・教育長に質問しました。質疑の概要は下記の通りです。

***(1)ウメ輪紋ウイルス対策と梅の里再生計画について***
◆冒頭の意見
青梅の梅はウメ輪紋ウイルスの影響により壊滅的な状況にあります。梅の衰退は観光のみならず
青梅のあらゆる産業に大きな打撃を与えています。一日も早くこの問題を解決し、青梅の梅を復活させる事は 全ての青梅市民の願いと確信しています。このような中、今回新たな強化策が示されこの強化策により実効が 上がれば、平成28年度からの梅再植樹の可能性が出てきたことで地元では喜びと安堵の声が聞かれます。

**一回目の質問**
*質問
@強化策は強化地区内での年3回の全樹調査・感染樹の即時伐採年2回のアブラムシ防除の薬剤散布からなるが、全ての 作業に市の職員が立ち会う、これは市を挙げての対応か?
*市長答弁
@市が主体的に調査・消毒等についておこなっている。感染樹の 即時伐採交渉も市の職員が行っている。6月に主査1人増員した。既に延べ245人の市職員を動員しており、市を挙げて対応している。

*質問
A感染樹の即時伐採の徹底。感染樹の伐採に応じない人には従来以上に丁寧に説得し、必要があれば地元の縁者の力を借りる。それでも駄目なら強制力を働かせる用ありと考えるが?
*市長答弁
A強化策を実施し28年度からの植栽を目指す中、対策の効果を上げることが、1日も早い植栽につながる。国・都とともに、地元の力も借り、従来以上に粘り強く説明を重ね、同意を得るよう対応する

*質問

B農薬散布については、各家庭1軒1軒了解を取り進めるが、丁寧な安全性の説明を願いたい。使用農薬は農薬取締法で安全性が定められ、使用基準を厳格に守って実施している事を十分説明し、不安を払拭して欲しい。飛散防止についても極力丁寧に行って欲しい。作業班には地元の人を加えて欲しい。
*市長答弁
B地区内4千軒に消毒のチラシを配布、広報及び学校に周知した。薬剤は国の登録を受け、都で効果確認が行われた薬剤で、国・都・市の三者で協議して決定した。植栽状況や風向きを踏まえ、適宜ネットを使用する他、背負い式噴霧器で圧力を調節する等飛散防止に十分留意する。、今後とも地元の人の同行を頂来実施

***「梅の里再生計画について」***
*質問
@「吉野梅郷花祭り」については、肝心の3月に菜の花が咲かず来ていただいたお客様に、申し訳なかった。3月に花で覆う事無理がある。「吉野梅郷市民祭り」は高円寺阿波踊りもあり人出
があった。花祭りにこだわらず、「吉野春祭り」あるいは、梅の再生に軸足を移した「梅の里再生祭り」としたらどうか?
*市長答弁
@梅郷の気候も考え、早咲き種を播いたが祭り期間中開花せず、公園の来場者も昨年の1割未満。3月に梅の公園を花で埋め尽くすのは無理。早い時期に開催方法、開催時期、名称を含め「まつり」について、梅の里再生計画推進委員会や関係団体と協議する。名称として提案の「梅の里再生祭り」も良い名と考える。

*質問
A農地への植栽準備については茨城で5千本の苗を確保養成中農地への梅植樹に農家の高齢化が問題。農地への再植樹支援のため、ボランティアの増員と地元経験者を組織しての支援要
*市長答弁
A現状16名の援農ボランティア。27年度も2期生を募集増員予定高齢農家の人的支援は必要。援農ボランティア育成のため地元経験者の協力が不可欠。指導者の組織化についても検討する。

*質問
B梅の公園等では多品種の観賞用梅樹が必要。苗木のみならず成木も必要となる。受け入れ先の調査・確保の準備はどうか?
*市長答弁
B苗木は450本確保済み、JR東日本八王子支社から360本提供予定。数ヶ所の植木業者を調査中、成木についても確保準備を進行
*市長答弁

*質問
C梅の里再生に向けての予算等について伺う28年度からの復興再生プログラムに入るにつき、梅の公園の完了までの予算はどの位か?凡その積算は出来ているのか?国・都からも助成を受けると思うがどのように額を調達するか?
*市長答弁
C梅の公園再生完了までの予算につき、苗木・成木の植栽場所、本数、斜面への植栽等も考慮し早急に積算する。費用の補助制度は現状無いが、国・都にも働きかけて行く。

*質問
D梅の里再生基金について伺う損失補償金・市民からの募金等で5500万円余と記憶している
が、現在高は?基金の充実は大きな課題。あらゆる機会を捉え募金活動の要。ふるさと納税がHPに掲載されるも、PR不足?ふるさと納税で当市に入った額?そのうち梅の里再生の額は?
*市長答弁
D梅の里再生基金についてお答えします。
基金の残高は26年度末、5,570万円。募金活動は青梅マラソン等各種イベントで実施の他、立川高島屋様の協力で中元コーナーにブース設置。ふるさと納税の資金6件1,213万円は基金に積立再生に向け、ふるさと納税は大変重要、これまで以上にPRに努める

*質問
E梅サミット加盟の市・町とは連携して、対策に取り組む確認が出来ているが、、加盟の各市・町への支援要請は如何に行う?
*市長答弁
E昨年のサミットで「協力・支援」の宣言。協議会として要望書を農水省宛提出。加盟自治体の市支援は力。

**二回目の質問**
◆冒頭の意見
強化策の質問の中で、伐採にどうしても応じない人への強制力行使につき、市長は答弁で触れず「28年度からの再植栽を目指すには、今回の強化策を実施し効果を上げる事」と答弁された。私は以前よりこの問題の解決には強制力の行使の他ないと考え、市長もその方向で努力した。ただ、強制力行使には様様なハードルが有り、かつこの時点では必ずしも得策ではないとの判断の下、今回の強化策が出た。従ってこの答弁はなんとしても強化策の効果をあげ28年度からの再植栽を目指す市長の強い決意と受け取り、2回目の質問にはいります。

*質問
@梅の公園の予算について、早期に積算するとの答えでした。積算に際し、留意すべき点を指摘し、精度を高め示されたい。
 ・まず、当然にウイルスチェックをきっちりやること
 ・梅の公園には多種類の梅が必要。価格の市場調査の徹底
 ・運賃・人件費は?遠隔地のコストアップを積算に考慮
 ・斜面が多く機械が入らない所。人力による想定外のコスト増
 ・平面地の植栽はイベント等で実施も、業者任せにはしない
*市長答弁
 ・一番重要な事と考え、苗木・成木確保に当たり、万全を期す
 ・今後も幅広く価格調査を行っていく
 ・物流会社から運搬協力の話もあり、地元の人々の力も借りる
 ・植栽場所の多くが斜面、適正な価格となるよう研究する
 ・植栽方法については地元の意見を伺いながら進める

*質問
Aふるさと納税についての2回目の質問です。
ふるさと納税の活用は重要で、、PRを強化するとの答弁でした。寄付金に対する各市町村の返礼品PR合戦の様相も生じており手をこまねいていると、当市に入るべき税が他市等に流出する。梅の里再生のためのふるさと納税寄付金を呼び込むため、返礼品について積極的な検討を願いたい。返礼品は単に物だけでなく、利用券・宿泊券等各種サービスも対象とし、青梅に人を呼び込む手段として検討して頂きたい。市長の見解は?
*市長答弁
A返礼品の選定について、寄付して青梅に親しみを感じるような市の特産品を検討中。寄付が増え、返礼品が全国に送られる事で、経済効果が生じると捉えている。さらに、市内宿泊施設や温泉施設の割引券等、青梅に足を運んでいただく返礼品を用意することで、観光収入に結びつく効果も期待できる。この機会を捉え、地域の活性化はもとより、ひいてはシティセールス
おもてなしの施策との相乗効果が図れるよう、取り組みを進めてまいります。

※小中学校生徒児童の学力アップについては2Pageへ・・・内容はこちら

島ア 実後援会

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